故障かな?と思ったら

あっ!故障かな?と思ったら。まずは焦らず確認してみましょう!

自動ドアのスイッチを入れたんだけど、「あれ!動かない!?」そんな状況のときは、まずは慌てず落ち着いてよく見てみましょう!思わぬところに動かない理由があったりします。

ちゃんと電源スイッチが入っていますか?

動かない!と思うとその日の商売に影響するので慌てるのは当然です。
そんなときは、深呼吸して落ち着いてください。
もう一度電源スイッチをしっかりとONにしてみてください。

カギがかかったままだったりしませんか?

上記と同じように慌てずに深呼吸して落ち着いてください。
稀にあるのですが、前日カギをかけわすれて帰ってしまい出勤したときに逆に「カギをかけてしまう」ことで開かなかったこともあります。
ご自身は「開けた」つもりになっているわけです。
こんな毎日のルーティーンで慣れているからこその事例もあります。

ドアの周囲を確認してみてください。

前の日に台風だったり大雪だったりしたとき、ドアの外の状況は変化している可能性があります。例えば、植木が倒れていたり雪が積もっていたりしてセンサーが反応してしまっている可能性があります。
傘立てにいっぱいの忘れ物傘がセンサーに反応してしまっているケースもあります。

センサーの部分を確認してみてください。

センサー部分が汚れていることにより反応が悪くなってしまっていることも考えられます。
例えば、くもの巣がセンサー部分を覆っていたり、雨降りの翌日などは泥が跳ねて付着していることも考えられます。
悪質なケースの場合はセンサーにガムなどが貼り付けてあるイタズラだったりすることもあります。

安全光線(補助光線)部分に変化はありませんか?

自動ドアの多くにはセンサー以外にお客様が安全に出入りできるように左右に補助のセンサーが取り付けられています。
何かの拍子にその反射板がはがれてしまったり、ズレてしまったりすることもあります。
正しく光がセンサーに反応していないことが原因かもしれません。

レールの部分を確認してみてください。

自動ドアの開閉に重要な足元のレール部分に泥や砂が積もっていませんか?
お客さんの靴に付着していたものが年月を経て固まってしまったり、前日に大雨で土砂がレールに積もっていたりすることもあります。
前日に地元のラグビー選手が大勢スパイクのままで入ってきて泥が詰まっていたケースなんてこともあります。

自動ドアの上部(エンジン)部分を確認してみてください。

自動ドアの開閉を制御するボックスが上部にありますが、風雨にさらされている環境のドアは特に注意が必要です。
開閉する際に以前から異音がするような状況だった場合は部品の不良が原因の可能性が高いです。
このような場合の原因確認はプロに任せたほうが無難です。

ドアが斜めになっていませんか?

強く何かとぶつかったり、強風であおられたりした翌日などよくあるケースです。
ドア部分を制御する部分が「脱輪」していて動かないことがあります。このような多くの場合はドアが斜めになってひっかかってしまっています。
このような場合はムリに動かすとドアのフレームが曲がってしまったり最悪の場合は硝子が破損したりしますのでプロに任せたほうが無難です。